たたかう力をくれ〜Superflyの光と闇〜

  • 2020.01.31 Friday
  • 16:04

 

『J-POPの現在 機卆犬難さ〉を超えて』

 最終章である第八章では、Superflyの「黒い雫」「Beautiful」「Force」の読み解きを中心に、「生き抜く力」の根源にあるものとは何か、〈本能〉や〈無意識〉の本質とは何かについて掘り下げていきます。

「Beautiful」や「Force」の歌唱のパワーに目を奪われがちですが、まず、「黒い雫」に着目することで、彼女の太陽のような光のパワーの源泉には、ダークなこの世の実相へのひるまぬ凝視が潜んでいることに気づきます。

 

「黒い雫」の歌詞を冒頭から一部引用しておきましょう。

 

黒い雫(作詞 jam,越智志帆)

 

非情無情の

浮世にこそ咲く花よ

哀しみシラズ

喜びだけじゃ開けない

 

完全無比

不純物の無い世界へと

逃げ込むのは

そろそろお開きにしよう

 

ひと雫 落とす黒

真白な心へ

汚れるんじゃない 深くなれ

 

さぁ、おいで

悪を消しちゃ 裁きもない

業も情も昇華してく

綺麗事を 振りかざすな

酸いも甘いも網羅して

 

荒れ野に花 ウラミツラミ

あれど咲けるは何故?

哀しみさえ愛せるのよ

美しくあれ

美しくあれ

(後略)

 

「黒い雫」の世界観を踏まえて「Beautiful」「Force」を読み解くことで、Superflyの歌唱の力強さの背後に息づく、光と闇の振幅を浮かび上がらせます。

 

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すべて(=奇跡)を信じて〜GACKT的超越のかたち〜

  • 2020.01.30 Thursday
  • 15:54

 

『J-POPの現在 〈生き難さ〉を超えて』

 第七章では、GACKTが登場します。

 第六章で論じた椎名林檎が本能を解放しようとするときの「ニーチェ的」な感覚は、GACKTの表現にも顕著です。徹底した〈日常〉の封印を通して、あるいは不条理感をいわば拘束具のようにして、〈闇〉を身体的に暴発させながら、華麗なパフォーマンスを繰り広げたGACKTですが、本書では、2000年の楽曲である「OASIS」の読み解きを通して、「自由」や「奇跡」といった概念の意味を問い直します。

 

OASIS(作詞 Gackt.C)

 

ゆっくりと夜が明けるまで君を抱きしめてた

何もかも失うまで気付かずに安らぎに溺れてた

 

“痛いさ…”

過去の自分なら苦痛に顔を歪ませてた

今ならこの傷みにさえ優しさを覚える

 

永遠に幻に抱かれるより

ひとときでも自由を択ぶ

 

*翼を広げ空へはばたいて

 焼かれる前に太陽になれ

 風よ吹け…空へ導いて

 君のすべてを奪われるまえに

 

遠い過去に生き続けるうつろげな君がいる

いつまでも動かないのなら切り裂かれればいい

 

差し延べるこの腕を掴めるならひとりきりでも

君はまだ微笑える

 

黄砂をあびて空へ舞い上がれ

強く輝く太陽になれ

風に乗れ…両手を広げて

君のすべてを壊されるまえに

 

震える君

誰のために生きるの?

「ミツケルタメ…」

奇跡( すべて ) を信じて

 

*リフレイン

 

黄砂をあびて空へ舞い上がれ

強く輝く太陽になれ

風に乗れ…両手を広げて

君のすべてを手に入れるために

 

「奇跡」という言葉に、人は、偶然もたらされる恩恵といったニュアンスを感じやすいものですが、この楽曲では、偶然でもなく、必然でもない、「奇跡」概念が突き詰められています。その「奇跡」に「すべて」とルビを振って歌う、GACKTの世界観が解き明かされます。

 

 また、彼が上杉謙信を演じた、NHK大河ドラマ『風林火山』(脚本:大森寿美男)にも言及。

「本能の表現とは、われわれにとって、いかなるものであるべきか」という問いかけを、物語として鋭くつきつけてみせた名作として論じています。

 

 

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ニーチェ的解放のかたち〜椎名林檎を読み解く〜

  • 2020.01.29 Wednesday
  • 17:31

 

J-POPの現在 〈生き難さ〉を超えて』

 第六章では、椎名林檎についてたっぷりと論じています。

「おとなの掟」「人生は夢だらけ」「獣ゆく細道」という楽曲を中心に、難解な歌詞に秘められた彼女の世界観の核心に迫ります。

 

 これらの楽曲には、孤独と闇、永遠と瞬間、日常と非日常といった、相反するイメージを融かし合わせて〈自由〉や〈本能〉を手に入れようとする、椎名林檎の闘いの姿が映し出されていますが、観念的な嘘、言葉の嘘に汚染されずに、正しく本能にアクセスし、それを解放するのは、実はたいへんな力わざなのであり、彼女の歌詞の難解さの中には、その苦闘が凝縮されています。

 ニーチェやドゥルーズといった哲学者、フランス象徴派の詩人たち、萩原朔太郎や寺山修司といった日本の近代詩人たちが苦しんできた問題と闘い方というものが、椎名林檎の表現の中にパノラマのように散りばめられているとも言えます。

 

 ここでは、「おとなの掟」の歌詞を引用しておきましょう。

 

おとなの掟(作詞 椎名林檎)

 

真っ黒な中に一つ消えては浮かぶ吐息よ

冷たい闇夜は僕の願い飲み込み( かくま ) います

真っ白な息がいまもっとも無垢( むく ) な本音と

( かじか ) んだ声でなにを歌う?嘘でも本当でも

好きとか嫌いとか欲しいとか

気持ちいいだけの台詞( せりふ ) でしょう

ああ白黒付けるには相応( ふさわ ) しい

・・滅びの呪文だけれど・・

 

真っ( さら ) な子供時代教科書を暗記していれば

正解不正解どちらかを選べると思っていた

ト書き通りに生きている自分

アドリブには慣れていない癖

云いたいこと溢れ出し( かしま ) しい

・・君の前だけだけれど・・

 

手放してみたいこの両手塞いだ知識

どんなに軽いと感じるだろうか

言葉の鎧も呪いも一切脱いで剥いで

もう一度僕らが出会えたら

 

好きとか嫌いとか欲しいとか

口走ったら如何( どう ) なるでしょう

ああ白黒付けるのは恐ろしい

・・切実に生きればこそ・・

 

そう人生は長い、世界は広い

自由を手にした僕らはグレー

幸福になって、不幸になって

( あわ ) ただしい胸の ( うち ) だけが騒ぐ

・・おとなは秘密を守る・・

 

「冷たい闇夜」と「真っ白な息」の対比とは? 「言葉の鎧」や「呪い」とは? 「自由を手にした僕らはグレー」に秘められた世界観とは?

 歌詞を入念に読み込みながら、椎名林檎の本質を解き明かします。

 

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理性と本能

  • 2020.01.27 Monday
  • 16:02

 

J-POPの現在 〈生き難さ〉を超えて』

 第五章では、B’zの「Still Alive」、EXILEの「Heads or Tails」、三浦大知の「Be Myself」という楽曲を中心に、〈理性〉と〈本能〉をめぐる問題を論じています。

 両者の均衡をとりながら解放感のある表現をすることの困難に、表現者なら必ず衝き当たります。

 また誰もが、自分らしさとは何か、という問いに苦しみ、〈理性〉と〈本能〉のせめぎ合いに葛藤します。

 ここでは、以下に「Be Myself」を引用してみます。

 

Be Myself(作詞 NAO’YMT

 

窓のない無機質な通路 進む人の大半は虚ろ

蒸した熱気にめくるフード 動く空調

記憶の埃をはたいて 踏み出す未知への境目

大きな警告灯が回転 響くサイレン

湿った音に混じる 新しい開花の兆し

絶えず胸にたぎるこの衝動は 抑えられない

 

*やがて目覚め もう過ぎ去った雨風

夜の背まで 照らしだす朝陽 打ちあがる花火

追いかけ さあ行こう すべてを解放

どんなときも 自分でいたい

 

Be Myself  Always be myself

Be Myself  I don’t lose myself

Be Myself  Always be myself

Be Myself

Stay true to myself

 

気がつけば心をなくし 闇雲に明日をたぐり

描いていた夢もかすみ また白紙

生まれ変わりたいと 内なる声が響く

ごまかすのは最後 この先の自由は奪えない

 

*リフレイン

 

Be Myself  Always be myself

Be Myself  I don’t lose myself

Be Myself  Always be myself

Be Myself

Flashback

 

不正解の中に紛れ込む正解

それは嘘の陰にも隠せない

登ってまた降りてまるで滑り台

どこまでも続く道は果てしない 果てしない 果てしない

 

*リフレイン

 

 ダンス・パフォーマンスによる鮮やかなイメージの喚起力と、歌詞の精密さがシンボリックに構築する皮膚感覚的な世界が一つになって、私たちの内に潜む鬱屈を丁寧に解き放ってくれる楽曲です。作詞のNAO’YMTが、現在という時空をどのように認識し、なにをよすがにその時空を超えてゆこうとしているのか、読み解いています。

 B’zの「Still Alive」や、EXILEの「Heads or Tails」において、見事な均衡を見せている〈理性〉と〈本能〉。「Be Myself」における「自分自身」「自分らしさ」への鬱屈を踏まえた突き詰めと解放。

 それぞれの作品の息づかいを大切にしながら、〈本能〉へのアクセスと解放のあり方を読み解きつつ、次の第六章の椎名林檎論へと、トークは続きます。

 

 

 

 

 

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社会への抵抗のデザイン

  • 2020.01.21 Tuesday
  • 18:23

 

J-POPの現在 〈生き難さ〉を超えて』

 第四章では、欅坂46「不協和音」「アンビバレント」、AKB48「NO WAY MAN」、SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)「DEATH DISCO」を扱っています。

 

 人間関係というものがどのように私たちを追いつめるのか、その背後にある世界観がどういう限界を抱えているのか。これらの楽曲がシンボリックに示してくれています。

〈火〉から〈水〉へ、〈レッド〉から〈ブルー〉へ。

 価値の大転換の胎動を感じさせる〈現在〉の状況について、宮崎アニメ『風の谷のナウシカ』や庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』などのモチーフも絡めながら、私たちを知らず知らずのうちに絡め取っている価値観への、アンチテーゼとしてデザインされた表現の姿を、大胆に論じています。

 

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「Red Swan」と「Miracle」における〈超越〉のかたち

  • 2020.01.05 Sunday
  • 11:57

 

『J-POPの現在 〈生き難さ〉を超えて』、第三章では、YOSHIKI feat.HYDEによる「Red Swan」と、YOSHIKI feat.サラ・ブライトマンによる「Miracle」を取り上げています。

 2018年のNHK『紅白歌合戦』での鮮烈なパフォーマンスは記憶に新しいところ。

「Red Swan」は、アニメ『進撃の巨人』のオープニングテーマとしても評判になりました。

 

Red Swan(作詞 YOSHIKI)

 

Like the scarlet night veiling the dark

You can hide your fear

Can lie, my dear

このまま 夢を見て

血だらけの翼 広げて

 

Like a Fallen Angel 時の風に

流されて 落ちてゆく

Into the starry night 女神のように

抱きしめて 永遠を

Fly into heaven

 

What’s the lie

What’s the truth

What to believe

In my life

 

See the flowers breathing in the rain

Try growing to the edge of light

It’s so far away to reach out to the sky

I’ll seize,I’ll seize the roses with my wings

We’ll fly

 

Like a Fallen Angel 時の風に

流されて 落ちてゆく

Into the starry night 女神のように

抱きしめて 永遠を

 

We’ll fly away

We’ll find a way

You can hide your fear

Can lie,my dear

 

We’ll see the end

We’ll be the end

抱きしめて 

永遠を

Fly into heaven

 

この楽曲で、YOSHIKIやHYDEが超えようとしているものとは?

そして、「Red Swan」と「Miracle」という対照的な2曲の振幅に込められたメッセージとは?

「Red」や「Miracle」という言葉の象徴性を作品に即して読み解きます。

 

 

 

 

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HYDE 「FAKE DIVINE」と『カラマーゾフの兄弟』

  • 2020.01.04 Saturday
  • 18:35

 

『J-POPの現在  〈生き難さ〉を超えて』、第二章では、HYDEの「FAKE DIVINE」という楽曲を論じています。

 ドストエフスキーの小説『カラマーゾフの兄弟』に登場するイヴァンとアリョーシャの世界観の対比。この構図にそっくりなのが、「FAKE DIVINE」の歌詞の世界であり、対極的な世界観の葛藤がクリアに浮上しています。その葛藤を通して、この現実世界への異和、それを超えたいという渇きの念が激しく鮮烈に表現された楽曲でもあります。

 また、この曲の前にリリースされた「WHO’S GONNA SAVE US」のミュージックビデオにも言及。HYDEの苦悩の核心、何が自分たちを追いつめているのかという認識の核心をも読み解いています。

 そこには、HYDEの新たな挑戦のかたちが垣間見えるようにおもわれます。

 

 

 

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上坂すみれ「POP TEAM EPIC」大ヒットが意味するもの

  • 2019.11.22 Friday
  • 15:33

 

J-POPの現在  〈生き難さ〉を超えて』において、二番目に取り上げたのが、上坂すみれの「POP TEAM EPIC」。

 シュールなアニメ「ポプテピピック」のオープニングテーマ曲として大ヒット。

 上坂すみれは、この曲のヒットにより、2018年上半期、最もアニソンを売り上げた歌手だったとか。

 作詞・作曲は吟(BUSTED ROSE)とのことですが、この曲の歌詞には、現在の私たちの、特に若者たちの無意識の状況というものへの、非情に高精度な洞察が織り込められています。

 

********************************************

 

POP TEAM EPIC(作詞 吟[BUSTED ROSE]

 

見慣れた景色に潜むイデア

いつだって君は監視されてる

クルクル 野花結び合わせて

まわる青色のカレイドスコープ

 

無意識バイアス

誰も知らない存在理由

 

繰り返し

思い描くスピログラフ

破壊と創造の幾何学模様

打ち切りの先でまた会えるよ

パラレルワールド旅して

散りばめる願いに気付いて

世界をリメイク

 

隙間もない狭苦しいお庭

粉々にして取り替えよ♪

無から生まれ無に帰れ!全部

何度でもディストピアを越えて

 

またお別れね

次の世界で待ってるから

 

戻れない

変幻のマンダラ

思い出も崩れてしまえ

意味がない

君も忘れるだけ

何度も手を振る私は

懲りもせず光当てるんだ

 

バイバイ ララバイ バイバイ シャバイ ミライ

マイカイ ブレナイ バイバイ シャバイ パラダイス

バイバイ ララバイ バイバイ シャバイ ミライ

デザイン変えたい 壊さなきゃ見れない

 

離脱!観賞用のフラワーアレンジメント

ミラーシステムは君を箱庭に閉じ込めた

ゆらゆらチェンバー

パラダイム・シフト!

キラキラの鏡ぶち壊して

新世界へ!

 

這い上がれ!

思い描くスピログラフ

破壊と創造の幾何学模様

打ち切りの先でまた会えるよ

パラレルワールド旅して

散りばめる願いに気付いて

世界をリメイク

 

************************************************

 

 知的な企みに満ちた歌詞は、私たちが追いつめられている場所をクールに俯瞰しながら、そこを軽やかに離脱しようよ、と誘います。

 私たちの無意識に「バイアス」をかけているものの正体とは?

「キラキラの鏡ぶち壊して/新世界へ」「這い上がれ!」「世界をリメイク」というポップなアジテーションに秘められた世界観とは?

 

 ゴールデンボンバーの「やさしくしてね」とこの「POP TEAM EPIC」。

 意外な取り合わせに思われるかもしれませんが、そこには、私たちの〈現在〉の状況というものが、鮮やかにシンボライズされています。

 

 

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★2019年12月26日追記:

プレスリリースはこちら→https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2019-12-20-46294-19/

川喜田晶子、インスタグラム始めました→https://www.instagram.com/akiko_mist/?hl=ja

 

 

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ゴールデンボンバー「やさしくしてね」の愛と毒

  • 2019.11.20 Wednesday
  • 10:38

 

J-POPの現在  〈生き難さ〉を超えて』では、たくさんの話題曲を取り上げておりますが、トップバッターは「やさしくしてね」。

 2018年にリリースされたアルバム『キラーチューンしかねえよ』に収録されたこの曲について語るところから、〈現在〉の〈生き難さ〉に迫ってゆきます。

 私どもがこの対談を展開したのは2019年の1月から3月にかけてなのですが、出版に向けて準備をしているうちに、なぜかこの「やさしくしてね」のミュージックビデオがじわじわと話題に。

https://youpouch.com/2019/09/12/597924/

このような記事も。

http://blog.livedoor.jp/record_memory/archives/74323347.html

 

 エアーバンドとして人気を博し、「女々しくて」の大ヒットで知られるゴールデンボンバーですが、彼らのミュージックビデオには面白いものが多く、作詞・作曲・ヴォーカルをつとめる鬼龍院翔の、手の込んだエンターテイナーぶりが味わえます。

 

「やさしくしてね」のミュージックビデオに隠された彼らの愛と毒とは?

 彼らはこの時代の何を洞察し、何に寄り添おうとしているのか?

 私たちの〈生き難さ〉の源とは?

 

 その〈生き難さ〉は、次に取り上げる上坂すみれの「POP TEAM EPIC」にも通じるものです。

 

 

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たっぷりと歌詞を引用。

  • 2019.11.19 Tuesday
  • 21:42

 

J-POPの現在  〈生き難さ〉を超えて』では、話題の楽曲を多数取り上げ、それらの歌詞をふんだんに引用しました。

 歌詞を一望するだけでも、そこからは〈現在〉という時代の空気が確実に伝わってくるはず。

 読者と著者が同じ「歌詞」を共有しながら、そこに加えられた読み解きを味わっていただくのは、とてもフェアでスリリングなこと。

 読者それぞれに思い入れのある楽曲やアーティストもあることと思いますが、〈現在〉という時代にとって、それらの意味がどのように浮上するのかを、ミステリーのように楽しんでいただければ、J-POPというものの風景が一変するかもしれません。

 

 

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