上坂すみれ「POP TEAM EPIC」大ヒットが意味するもの

  • 2019.11.22 Friday
  • 15:33

 

J-POPの現在  〈生き難さ〉を超えて』において、二番目に取り上げたのが、上坂すみれの「POP TEAM EPIC」。

 シュールなアニメ「ポプテピピック」のオープニングテーマ曲として大ヒット。

 上坂すみれは、この曲のヒットにより、2018年上半期、最もアニソンを売り上げた歌手だったとか。

 作詞・作曲は吟(BUSTED ROSE)とのことですが、この曲の歌詞には、現在の私たちの、特に若者たちの無意識の状況というものへの、非情に高精度な洞察が織り込められています。

 

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POP TEAM EPIC(作詞 吟[BUSTED ROSE]

 

見慣れた景色に潜むイデア

いつだって君は監視されてる

クルクル 野花結び合わせて

まわる青色のカレイドスコープ

 

無意識バイアス

誰も知らない存在理由

 

繰り返し

思い描くスピログラフ

破壊と創造の幾何学模様

打ち切りの先でまた会えるよ

パラレルワールド旅して

散りばめる願いに気付いて

世界をリメイク

 

隙間もない狭苦しいお庭

粉々にして取り替えよ♪

無から生まれ無に帰れ!全部

何度でもディストピアを越えて

 

またお別れね

次の世界で待ってるから

 

戻れない

変幻のマンダラ

思い出も崩れてしまえ

意味がない

君も忘れるだけ

何度も手を振る私は

懲りもせず光当てるんだ

 

バイバイ ララバイ バイバイ シャバイ ミライ

マイカイ ブレナイ バイバイ シャバイ パラダイス

バイバイ ララバイ バイバイ シャバイ ミライ

デザイン変えたい 壊さなきゃ見れない

 

離脱!観賞用のフラワーアレンジメント

ミラーシステムは君を箱庭に閉じ込めた

ゆらゆらチェンバー

パラダイム・シフト!

キラキラの鏡ぶち壊して

新世界へ!

 

這い上がれ!

思い描くスピログラフ

破壊と創造の幾何学模様

打ち切りの先でまた会えるよ

パラレルワールド旅して

散りばめる願いに気付いて

世界をリメイク

 

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 知的な企みに満ちた歌詞は、私たちが追いつめられている場所をクールに俯瞰しながら、そこを軽やかに離脱しようよ、と誘います。

 私たちの無意識に「バイアス」をかけているものの正体とは?

「キラキラの鏡ぶち壊して/新世界へ」「這い上がれ!」「世界をリメイク」というポップなアジテーションに秘められた世界観とは?

 

 ゴールデンボンバーの「やさしくしてね」とこの「POP TEAM EPIC」。

 意外な取り合わせに思われるかもしれませんが、そこには、私たちの〈現在〉の状況というものが、鮮やかにシンボライズされています。

 

 

★予約注文は amazon  からどうぞ。

 

★2019年12月26日追記:

プレスリリースはこちら→https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2019-12-20-46294-19/

川喜田晶子、インスタグラム始めました→https://www.instagram.com/akiko_mist/?hl=ja

 

 

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